アンデス・マヤ情報 アンデス・マヤに関する情報です。
■最新情報はアンデス文明研究会ブログに掲載
■国立民族学博物館 公開フォーラム
「古代文明の生成過程−西アジアとアンデス」
日時:2014年1月26日(日)13:00〜16:00
場所:JPタワーホール&カンファレンス(東京)4階 ホール1
東京都千代田区丸の内2丁目7番2号 JPタワー4F
一般公開(参加無料/申込不要/定員:170名[先着順])
お問い合わせ:
国立民族学博物館 関研究室
565-8511 吹田市千里万博公園10−1
TEL 06-6878-8252 FAX 06-6878-7503
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/news/rm/20140126
■神奈川県立生命の星・地球博物館 2013年度企画展
「アンデスを越えて ―南米パタゴニアの火山地質調査から―」
開催期間:2013年12月14日(土)〜 2014年2月23日(日)
開催時間:9時から16時30分(入館は16時まで)
観覧料:510円/中学生以下 無料
主催:神奈川県立生命の星・地球博物館
(箱根登山鉄道「入生田(いりうだ)」駅から徒歩3分)
交通案内:
http://nh.kanagawa-museum.jp/information/traffic.html
詳細:神奈川県立生命の星・地球博物館
http://nh.kanagawa-museum.jp/exhibition/special/ex107.html#section-info
■カンタティ 結成30周年記念コンサート II
日時:2013年12月23日(月・祝) 14:00 開場/14:30 開演
会場:R's アートコート(労音大久保会館内)
料金:前売 4500円/当日 5000円
主催:グルーポ・カンタティ
お問い合わせ:グルーポ・カンタティ
http://blog.livedoor.jp/g_khantati/
■みんぱく公開フォーラム 古代文明の生成過程 マヤとアンデスの比較
大阪の国立民族学博物館より、国際公開フォーラムのお知らせです。
〜〜〜以下、国立民族学博物館HPより引用〜〜〜
アメリカ大陸では、中米に位置するメキシコやグアテマラを中心にマヤ、アステカなどの古代文明が、南米のアンデス山脈添いにはインカに代表されるアンデス文明が成立しました。本フォーラムでは、中米のマヤと南米のアンデスをとりあげ、この地で長らく研究に携わってきた日本人研究者に最近の調査成果を報告してもらうとともに、両地域の古代文化の特性について、比較してみたいと思います。近年、いずれの研究分野でも、学問領域の細分化が進み、個別的なデータの蓄積は図られつつあるものの、普遍化や一般化を敬遠する傾向が見られます。本フォーラムはこうした現代の学問潮流に一石を投じ、比較の視座を確保しながら、古代文明の生成過程を改めて考察しようと考えています。
日時:2013年1月27日(日) 13:00〜16:00 [開場12:30]
場所:キャンパス・イノベーションセンター東京(1階 国際会議室)
東京都港区芝浦 3-3-6
(JR山手線・京浜東北線 田町駅から徒歩1分、
都営地下鉄浅草線・三田線 三田駅から徒歩5分)
定員: 100名(先着順)
参加費:無料 申し込み不要
主催:国立民族学博物館・科学研究費補助金基盤研究(S)
「権力の生成と変容から見たアンデス文明史の再構築」(代表:関 雄二)
共催:科学研究費補助金新学術領域研究「環太平洋の環境文明史」(代表:青山和夫)
協力:古代アメリカ学会
【プログラム】
13:00〜13:05 あいさつ
13:05〜13:35 「遠隔地交流と複雑社会の形成―アンデス中央高地の事例から―」
松本雄一(国立民族学博物館)
13:35〜14:05 「アンデス文明における権力の発生―最新成果報告」
関 雄二(国立民族学博物館)
14:05〜14:35 「石器研究からみるマヤ文明の盛衰」
青山和夫(茨城大学)
14:35〜15:05 「セイバル遺跡の発掘成果とマヤ文明の起源」
猪俣 健(アリゾナ大学)
15:05〜15:15 休憩
15:15〜16:00 ディスカッション
お問い合わせ:
国立民族学博物館 関研究室
TEL:06-6878-8252
FAX:06-6878-7503
E-mail sekiken★idc.minpaku.ac.jp
※★を@に置き換えて送信ください。
→ 国立民族学博物館のページ
■公開講演会 ネアンデルタール人と新人サピエンスの交替劇
2009年9月の公開講座でも講師をしてくださった高知工科大学教授の赤澤威先生から
公開講座のお知らせです。
新人サピエンスの誕生と旧人ネアンデルタール、彼らが演じた交替劇
今から約20万年前、われわれ現代人の直系の祖先、新人サピエンスがアフリカで誕生し、その後、ユーラシア大陸各地に移り住む。当時のユーラシア大陸は、先住民である旧人ネアンデルタールの世界であった。彼らは、入植してきた新人と驚きの出会いを経験する。異人種とのコミュニケーションがとれずに悩んだことであろう。
両者のその後を復元してみると、旧人の命運はまもなく尽きたことがわかる。そして、今日のわれわれの地球世界の幕開けは、入植してきた新人によって演出されることになった。旧人との交替劇である。
この交代劇は、現代人起源論争に残された最大の謎として世界の脚光を浴び、その経緯を説明する仮説の発表が、考古・人類・遺伝・環境科学などの諸分野で相次いできた。
これらの「交替劇」諸説は、闘争説、混血説、神経節、疾病説、環境説、生業説などであるが、決着の兆しは見えてこない。多種多様な問題が複雑に絡み合っているこの交替劇、根本的要因を探るには、単一の専門領域を越えた新しい学問領域で行うしかない。
このような背景のもと、その真相を一気に解き明かそうとする研究が、世界に先駆けて、日本で進んでいる。新学術領域研究「交替劇プロジェクト2010-2014」である。
交替劇プロジェクト
旧人と新人の交替劇は学習能力の違いで起こったのではないか。その考えを具体的証拠で立証しよう、というプロジェクトである。日本発の、この新しい発想にたつ仮説を「学習仮説」と名づけ、その検証作業を考古学、文化人類学、数理生物学、環境科学、生体力学、神経科学諸分野の専門家が共同で行う壮大な研究である。そして、真相の究明につながる光明を見いだした。
交替劇は地球環境が大きく変貌する最終氷期に起こった。舞台に登場した旧人と新人にとっては、変化する環境と自らの社会との均衡をどのように築くか、それが共通の関心事となった。そのとき彼らがとった適応行動は大きく違っていた。
旧人は、祖先から受け継いだ知識や技術が活かせる慣れ親しんだ環境を求めて移動を繰り返したのに対して、新人は未知の環境帯へも進出し、先々で新技術(イノヴェーション)を創出し、拡大していった。この新人の隆盛によって旧人の世界は分断され、次第に縮小し、孤立した後に交替劇が起こったというシナリオとなる。この経緯は、我々の学習仮説を裏付ける有力な証拠となる。
学習仮説においては、優れた創造能力を発揮してイノベーションを創出してゆく新人の世界では、文化や社会の進化速度が促進され、その勢いが、伝統文化を活かして生存を図る旧人の世界を圧倒し、終焉へ導くと仮定する。この仮定と考古学的証拠から復元された、上記の交替劇の経緯とは見事に合致するではないか。
我々のプロジェクトでは、さらに斬新な研究が加わる。旧人と新人の適応行動から推測される学習能力の違いを、より直接的な証拠、両者の脳の働きから検証する作業である。
学習能力の違いは、それを司る神経基盤の違いとして各々の脳に刻み込まれているはずである。着目するのは、両者の間で大きく違う創造能力、それを司る神経基盤の発達の違いである。しかし、旧人の脳は残っていない。ここに、化石頭蓋を精密に復元し、収まっていたはずの脳を仮想復元するという新手法が登場する。そして、旧人と新人の脳の形態差とボリューム差から創造能力の違いを客観的に検証するという研究が進行中である。
今なぜ交替劇か
700万年前、アフリカの地でチンパンジーの祖先と分かれて歩きはじめた我々の祖先たち、それ以来繰り返されてきた交替劇。その直近の交替劇を演じた新人の子孫、現代の地球人に、将来、次なる交替劇はあるのか。誰も答えられない。ただ、我々新人が幕を開け、切り拓いてきた地球世界が深刻な事態にあり、存続を危ぶむ声が飛び交うという現実がある。
交替劇の真相を根源にさかのぼって調査することで、現実の問題を技術的に是正する道筋を示すことはできない。しかし、過去に起こった実例を明示することによって我々に対して警告を、将来に向けて展望を与えることができる。ここに交替劇プロジェクトの現代的意義がある。
公開講演会
折り返しを迎えた交替劇プロジェクト、これまでの成果を世界に向けて発信し、国際舞台で評価を仰ぐ目的で国際会議(2012年11月18日〜24日)を実施する。その初日18日(日)に公開講演会を開催する。
交替劇論争をリードしてきた四人の世界的権威が一堂に会し、最先端の研究を紹介しながら交替劇研究のこれからを熱く語る。ネアンデルタール人、なぜ生き残れなかった。ネアンデルタール人と新人サピエンス、いったい何が違っていた。それを聴きながら、自らの行く末に思いをはせてみる絶好の機会である。
〜 * 〜 * 〜 以下、交替劇プロジェクトホームページより 〜 * 〜 * 〜
現代人起源論争に残された最大のトピックスとして世界的に脚光を浴びる旧人ネアンデルタールと新人サピエンスの交替劇、その真相を一気に解き明かそうとする研究が世界に先駆けて日本ではじまりました。それが新学術領域研究「交替劇プロジェクト」(2010-2014)です。その研究成果を世界に向けて発信し、国際舞台で評価を仰ぐ目的で国際会議を開催します(2012年11月18日-24日)。その初日18日(日)に開催するのが、ご案内する公開講演会です。
招待講演者は交替劇に関わる多くの論考を発表することによって交替劇論争をヒートアップさせてきた人類学者、考古学者たちです。そして、われわれの交替劇プロジェクトの特徴をもっとも直裁的に言い表す三つのキーワード、「交替劇」「学習」「化石脳」というテーマに早くから取り組み、それぞれの研究領域を切り拓き、先導してきた世界的研究者たちです。
20 万年前、アフリカで、われわれ現代人の直系の祖先筋にあたる新人サピエンスが誕生しました。彼らはその後、ユーラシア大陸各地へ拡散移住して行き、先々で、先住民旧人ネアンデルタールと出会うことになりました。対峙することになった両者のその後の顛末を復元してみると、先住民の命運は尽きたことが分かり、今日の地球世界の幕開けは試練に打ち勝った新人によって演出されたことが分かります。いったい何が、両者の命運を分けたのか。その答えを、まだ誰も見いだせないでいます。
なぜネアンデルタール人は生き残れなかった。ネアンデルタール人とわれわれの祖先とは何が違っていたのか。交替劇のシナリオは、さまざまな問題に直面し、その存続が危惧される、われわれ21世紀地球人にそのまま照射できます。交替劇研究をリードしてきた世界的権威が一堂に会し、最先端の研究を紹介しながら、交替劇研究のこれからを熱く語ってくれます。それを聴きながら、自らの行く末に思いをはせてみる絶好の機会であります。みなさんのご来場を心かお待ちしています。
→ 交替劇プロジェクトの前身となったネアンデルタールプロジェクトの日経記事
交替劇プロジェクト講演会
第1回 『ネアンデルタール人と新人サピエンスの交替劇』
13:00-14:10
Ofer Bar-Yosef (オファー・バール=ヨセフ)
米国・ハーバード大学教授
「ネアンデルタール人と新人サピエンスの交替劇:その最新モデル」
14:10-15:05
Marcus W. Feldman (マーク W.フェルドマン)
米国・スタンフォード大学教授
「ヒトにおける発見と模倣に関わる認知能力の進化」
15:20-16:15
Steven J. Mithen (スティーヴン J. ミズン)
英国・レディング大学教授
「ネアンデルタール人と新人サピエンスの認知能力:知能・象徴・言語」
16:15-17:10
Christoph P.E. Zollikofer (クリストフ P.E. ツオリコファー)
スイス・チューリッヒ大学教授
「ネアンデルタール人の脳を復元する」(仮題)
総合司会 西秋良宏:東京大学教授
一般公開:入場無料
定員:150名
同時通訳
2012年11月18日(日)
13:00-17:10
会場:学術総合センター
(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
主催:科学研究費補助金・科学新領域研究「交替劇」
→ 詳細・お申し込みはこちらから
■マヤ ティカル遺跡保存センターと中村誠一先生
マヤ遺跡保全に一役
日本政府、研究拠点を建設
「驚くような成果」意気込む
といった見出しで、日経新聞にティカル遺跡の記事が掲載されました。
日本人観光客にも人気が高いマヤ遺跡、今年(2012年)12月には、約5125年周期のマヤ暦が節目を迎えることから世界が滅びるとする「終末論」を唄える声もあって一層注目を集めている。折しも、同文明の最大都市の一つティカル(グアテマラ北部)で、日本の政府や大学が遺跡の修復や保存でひと役買うことになった。
(以下省略。こちら↓のリンクより記事をご覧いただけます。)
→ 日経新聞の記事
■パコパンパ遺跡、南米最古級の黄金副葬の墓発掘!
ペルーのパコパンパ遺跡を発掘されている関先生たちの調査団により、黄金製品を伴う墓が発見されました。
2012年9月20日、ペルー北高地のパコパンパ遺跡を調査している国立民族学博物館(大阪府吹田市)とペルー国立サン・マルコス大学の合同調査団が、南北アメリカを通じて最古級の黄金製品を副葬した墓を新たに発掘。2009年発見の『パコパンパの貴婦人』の墓に次ぐ重要な発見で、社会的な地位の差が生まれる過程に迫ることができるものであるということです。
→ 大阪・朝日新聞の記事
■ナスカ地上絵 新たな発見
2011年1月19日の朝刊各紙に「ナスカの地上絵 新たに2種類発見」の記事が出ました。アンデス文明研究会でも何度も講師をしていただいている山形大人文学部の坂井正人教授の研究チームによる大発見です。「ナスカの地上絵」(1994年世界遺産登録)で知られるペルーのナスカ台地南部で、人間の頭部と動物とみられる2種類の地上絵が新たに発見されました。「人間の頭部」の形をした地上絵には目・口・耳が確認でき、大きさは約4.2×3.1m。もう一方の動物の形をしていると想定される地上絵は大きさ約2.7×6.9m。
→ 山形大学の発表資料はこちらから
■パコパンパで南米最古級の金の耳飾り発掘!
パコパンパ遺跡発掘調査団(日本、ペルー合同、団長は国立民族博物館、関雄二教授)からの(2009年)9月5日の連絡によると、祭祀の中心を担ったとみられる女性の墓から、耳輪と耳飾り各一対が出土。中央基壇の部屋の中央部から約1mx0.8m、深さ1.9mの墓。紀元前900−800。被葬者は20−50代。耳輪は直径5cm、耳飾りは25x11cm。大量の貝製品などの副葬品があり、頭蓋骨周辺には朱の水銀が付着。さらにペルーの他の遺跡では例のない青い着色も見られ、成分の分析を進めている。関先生は「神殿での祭祀などを執り行った、卑弥呼のような宗教面で指導的な役割りを果たしていた女性ではないか」とコメントしている。
■チャンカイ・シクラス遺跡速報 (2006年)11月のアンデス文明研究会公開特別講座で阪根博先生にご講演いただくチャンカイ・シクラス遺跡の記事が、2006年6月20日(火)の朝日新聞朝刊で大きく取り上げられました。
試料片の放射性炭素年代測定の結果、最大で4,800年を超す計測値が出たそうで、「米大陸最古級の神殿か」と報道されています。 また、現地発の情報として、天野博物館のワルテル氏と日本の考古学、文化人類学、耐震工学の専門家などが調査団を組み、ペル−政府の発掘許可を得て、19日から本格的な発掘調査を始めたと報じています。
埼玉大加藤先生も、シクラを使用した石造建築などからみてカラル遺跡との共通性が多く、この発掘調査でペル−海岸部で広範囲な都市的発展があったことが裏付けられれば、アンデス文明の形成過程の解明に貢献するであろうとコメントされています。
■芝田日本学術振興会特別研究員、大発見!
アンデス文明研究会10周年記念旅行 “ペルー遺跡探訪の旅”の際に、セロ・ブランコ遺跡で発掘中の芝田幸一郎さん(日本学術振興会特別研究員)に現地で説明頂きましたが、その芝田さん(元アンデス文明研究会員)が近くのワカ・パルティーダの神殿遺跡からかつてない巨大なジャガーのレリーフを出土しました。
すでに昨年(2005年)12月の定例講座の際に、関 雄二先生から一大発見であると伺っていましたが、大貫良夫先生の評価として、古代アンデス文明の成立過程を解明する上でのすばらしい手がかりになるとのことです。
2006年1月11日付の読売新聞朝刊第1面にも大きく取り上げられています。 この記事の内容を見ることのできるブログページ(写真付き)があります。
→ レリーフの写真はこちらから
アンデス文明研究会発行物のご案内 アンデス・マヤの織物研究家であり、アンデス文明研究会会員だった中島章子さんの追悼遺稿集を制作しました。
■アンデスの織り物三千年 中島章子さん追悼遺稿集
・アンデスの機織り三千年 ・古代中央アンデス染織史(東海大学講義録) ・アンデスの織り物(「古代アンデスの彩り」講演会)
・ラテンアメリカの民族衣裳 ・追想 藤井龍彦、天野美代子、三杉隆敏、梶谷宣子、齋藤昌子、沢田麗子、桜井敏浩 中島章子著作・講演一覧
この本は、会員であった中島章子さんのご遺稿をご遺族のご協力を得てまとめた追悼文集で、 研究会の内部資料として、会員の、関心のある方に、“作成費用の一部を負担”で頒布するものです。
(会員外でご関心のある方にも費用負担頂きお分けしております。) 会員頒布 1,000円 (その他は 1,200円) 送料別 *ご関心の方はandes@r5.dion.ne.jpへご連絡ください。
メキシコ・中米関連情報 メキシコ・中米に関する情報です。
番外編 ラテンアメリカ周辺情報です。
■PUUJEE(プージェー) 2006年/日本映画/長編ドキュメンタリー/カラー/110分/puujee製作委員会
詳細(上映情報もこちらから): http://puujee.info
2006年9月のアンデス文明研究会公開特別講座講師、探検家、関野吉晴先生がモンゴルの草原で出会った少女、プージェーの物語です。 1999年、探検家の関野吉晴は、南米最南端から人類誕生の地アフリカを目指す旅の途中モンゴルを訪れ、大草原を自在に馬で駈けるひとりの少女と出会います。
可愛い遊牧民の少女をカメラに収めようとする旅人。 知らず知らず仕事の邪魔をしている旅人に向かって少女は言い放ちます。 「写真を撮るならこっちへ来ないで!!」
それがプージェーと関野吉晴さんの出会いでした。 人は人に出会うことによってお互いを変えてしまうこともあります。 そのことで、人生はより深く、多様性に富んだものになっていくような気がします。
(監督:山田 和也)
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