ちょっとコラム
え〜、これは上達するためのコツでもあると思うんですが‥‥。 受験生の皆さんは、小論文で添削のコースを受けたり、模試を受けたりすると思いますが、その結果については「気にしすぎないで」ください。なぜなら、評価はファジーなものだからです(もちろん採点者本人はできる限り公正を期しているつもりなのですが)。 一つ前のコラムで、評価のあり方について紹介しました。あれがすべて完璧に正しいわけではありませんが、妥当な紹介にはなっているはずです。 とはいえ、採点者の具体的な批評やアドバイスは、絶対に無視してはいけません。仮令(たとえ)「B」や「C」などの評価は無視しても、講評や忠告はきちんと読んで、自分が何を求められているのかを正しく理解するように努力してください。そして、それらの弱点を克服するように努めてください。 でもやっぱり評価は気にしすぎないで。自分が思うより悪い評価をもらっても、落ち込まないで、絶望しないで。絶望しちゃったらそこでおしまいになっちゃいますから。「B」だの「C」だの「D」だのといったあれらはただの「記号」、ほんの一時の「めやす」にすぎないと思うことです。 |
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2002.6.1 葵 都魔都
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