■論文中の一人称について |
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論文を書いていると、どうしても一人称が出てきてしまいます。一人称とはたとえば、「私は日本人です」「俺はこう考える」「僕は背が高い」というような、話し手自身、書き手自身を表す人称です。 まぁ、論文の場合、一人称を全然出さずに書くことも実は可能なんですが、たぶんそれは難しいと思うので、使うことを想定しておいた方がいいでしょう。 この一人称ですが、「僕」とか「俺」とか「あたし」「拙者」「妾」「儂」「あちき」等々と書いてはいけません。 「どうして?」と聞かれると困るのですが‥‥。 もっと説得力のあることを言っておきましょう。 ちなみに、「あたし」と違って「わたし」は減点されないだろうと思いますが、「私」に比べて2字も多いので、はっきり言ってこちらを使うのは「字数の無駄遣い」です。それゆえ、他の一人称とは違う理由から「わたし」も使わない方がいいでしょう。 |
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2002.5.3
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